スシローの思い切った決断!売上10億ダウンしてでも休業するワケ。今後の飲食サービス業の働き方が変わっていく。
こんにちは。
今回は2月5日から2月6日にかけて休業することを発表したスシローについて書いていこうと思います。
スシローといえば鮮度にこだわった寿司ネタはもちろんラーメンやデザートなどありとあらゆるサイドメニューを提供している人気回転寿司チェーンである。
売上も回転寿司業界のなかでトップを誇ることで知られています。
スシローの年間売上は約1,748億円ということで単純に1年の365日で割ると1日あたりのこと売上が約4.8億円ということで今回の2日間の休業で約10億円もの売上を下げることが予想されます。
一体なぜ10億円という莫大な売上を捨ててまで休業することを決断したのか?
スシローによると従業員から「休業日が欲しいという声があり、働きやすい環境づくりにつなげるため、利用客への影響も考慮したうえで、この時期に一斉休業の形をとることにした」としている。
つまり、従業員の意見を尊重したスシローの働き方改革である。
飲食サービス業といえば多くの店舗が年中無休を取っているので業界トップの今回の決断には多くの方が驚かれたに違いない。
厚生労働省によると飲食サービス業の平均離職率は30%であるのに対し、スシローの離職率12%と平均以下の値である。
人材確保の深刻化が進む中、今回の休業によって企業イメージのアップに繋がり、今後の業界の新たな働き方が生まれたかもしれません。
年中無休が当たり前の時代はもはや時代遅れなのかもしれない。